西野児童館に行ってみた!

京都市西野児童館の乳児さん向け遊びクラブ「おたまちゃん」にお邪魔してきました!

西野児童館は京都市立西野小学校の敷地内に隣接する児童館、幹線道路や新幹線も近くを走っていますが、西野児童館へ向かう通りに入れば住宅街になっておりとても静かです。入り口はカメラ付きのインターフォンで訪問者をチェックしてから開錠するのでセキュリティー対策は万全。インターフォンのある門の横には児童館の取り組みや年齢別のイベント、児童館のHPにすぐにアクセスできるようにQRコードも掲示してあり、児童館の情報をお母さんたちが確認できる工夫がされていて、先生たちの「児童館に遊びにきてね♪」という気持ちが感じ取れました。

敷地内に入るとクリーム色の壁の可愛い建物が建っていて、小学校の子ども達が運動場で授業を受けている様子が一望できます。
中に入ると下駄箱と傘立てが左右の壁際に配置されており、靴を片付けて入り口を入ると左の部屋が職員室、ガラスの受付の小窓の前には遊び教室に参加する子供達のために羽やリボンの形のとっても可愛い名札が準備されています♪それを背中や体の好きなところに貼って参加準備完了!

 


幼児の遊びクラブは二階の遊戯スペースで行われています、今回お邪魔したのは「おたまちゃん」乳児クラスなので赤ちゃんがゴロンと寝ることができるようにキルトのマットが用意されています。この部屋は床暖房も用意されており、寒い時期も赤ちゃんがゴロゴロやハイハイをしても寒くないように対策されていてとっても動き回りやすそう。他に空気清浄機も完備。パーティションで仕切られた授乳スペースも一角に設けてありいつでも利用できるようになっていました。壁際の棚には赤ちゃんや子供が好きそうなおもちゃが収納されていて、遊びクラブが終わった後にはそのおもちゃで遊ばせてもらえるそうです♪

 


隣の部屋は図書室で絨毯敷きのスペースになっていて、こちらで親子で本を読むことはもちろん、他にも木製の電車のおもちゃなどがあり幼児クラスの子ども達にとても人気があるそう。

 


おたまちゃんの時間が始まり、親子で歌を歌ったりお母さんにお腹をさすってもらったり、高い高いしてもらったりと赤ちゃんもとても楽しそう。お母さんたちもお隣の赤ちゃんの様子に微笑んだり、声をかけたりお母さん同士でも月齢を聞きあったり、とても和気あいあいとした雰囲気に♪

 


緊張も解れたところで、今日の先生企画「手形ぺったんこいのぼり作り」可愛い水色とオレンジのこいのぼりに、口に入れても大丈夫なインクを使って赤ちゃんたちが足や手をぺったんする。手を開くのを嫌がる赤ちゃん、不思議そうな顔をして足型をとる赤ちゃん、記念品になる手形企画はお母さんにもとても好評で、お話を聞いてみると普段なかなか家でできないので嬉しいと多くのお母さんが足と手両方の型を取っていました。ぺったんが終わって乾かしている間に、先生の絵本の読み聞かせがあり赤ちゃんも静かに聞き入ります。

 


読み聞かせが終わると赤ちゃんたちがぐずり始めたので、お腹減ったのかな?眠いのかな?と思ったが、そのあとがもう1つのイベントおもちゃの解放タイム、鳴き声もピタリと止みここからは各々好きなおもちゃを追いかけて遊びます♪お母さんたちもその間にすっかり打ち解けておしゃべりに花が咲いている様子♪
お昼ご飯を持参すれば児童館で食べて帰ることもできて、親子でゆっくり遊んで帰れるようになっています。

 


西野児童館の取り組み

西野児童館では産後ケアの時間を設けています。出産後のお母さんたちの骨盤ケアのためのヨガ教室を月一で開催、参加するときには別室にて民生委員さんや学区社協さんなどの協力で託児所が設けられ、お母さんは自分の体のケアをじっくり行うことができます。

去年はベビーマッサージをしていましたが、お母さんたちの何かを作りたいという要望に応えて、今年はスクラップブッキング作り教室を開催されるそう。こちらの教室は赤ちゃんを周りで遊ばせながらお母さんたちは作業をするというスタイル、みんなでお喋りしながら作るのはさぞかし楽しい時間になるでしょう♪

また西野児童館では、アンケートなどでお母さんたちの要望を聞き毎年行事や企画などを工夫しているそうで、今回の手形ぺったんもそういう意見あっての企画。お母さんも子供達も楽しみながら過ごせる安心・安全な居場所にしたいという先生たちの思いが伝わってくる優しい児童館でした。

児童館には学区などの縛りもないらしく、どこの地域でも参加可能なのでどんどん参加してほしいということでした。児童館にまだ行ったことのないお母さんも一度自由参加の設定遊びに参加してみては?きっと赤ちゃんもお母さんもゆっくり過ごせる遊び場になるはず!

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